膿栓(臭い玉)の取り方とは?膿栓のにおい対策で口臭を予防!
一度かいだら忘れられないほど強烈な臭いである、膿栓。
そんな膿栓は、放っておくとキツい口臭の原因に繋がります。
膿栓はなぜ出来るのか?
膿栓による口臭の対策方法をご紹介します。
膿栓って何?膿栓が出来る原因は?
濃栓とはそもそも何かというと、通称、臭い玉と呼ばれるクリーム色をした玉の事で小さくて1mm前後、大きい物ですと2cmほどのサイズになると言われています。
非常に独特な臭さを持っている玉で、そのまま嗅いでも臭いですが、潰してしまうとより悪臭が漂います。
くしゃみや咳をしたり、タンを出したりすると、稀に一緒に出てくることがあるこの膿栓。
これができる原因は、ウイルスなどの異物にあります。
ウイルスが口や鼻から侵入した際に、体内の免疫細胞、白血球が働きウイルスを殺すのですが、その殺した死骸や食べかすが付着したものが膿栓。
膿栓は出来たら、喉の付近に暫く張り付いていて、なかなか取れることがありません。
そのうち飲み込まれて体内で消化されるか、自然と出てくるのを待ちましょう。
膿栓のできやすい人とは?
膿栓のできやすい人は、次のような人です。
逆に一生、膿栓に無縁な人もいるのですよ。
これらに思いあたる症状のある人は、膿栓のできる確率が高くなるため、原因になる病巣を改善していかなければならないでしょう。
膿栓の別称は!?
膿栓は別名、「くさたま」「くさいたま」「においだま」などと呼ばれています。
決して医学的名称ではないのですが、あまりにも臭いを放つ物質なので、かつて膿栓のできた人の間でこうした名称がついたのでしょう。
ですから膿栓と言われるより、こうした俗名で言われる方がピンとくる人が多いかもしれませんね。
また、ネットの検索でもこうした俗名で検索したら、口臭とつながる悩みや解決法などのサイトやブログなどにたどりつきます。
さらに、リアルタイムでTwitterなどでも、その臭いの強烈ぶりがつぶやかれていたりもするのです。
それだけ、膿栓がある事で口臭を悩んでいる人が少なくないのです。
膿栓だけが口臭の原因ではない!
膿栓について解説していますが、実は膿栓に一番近い口臭物質として膿汁があげられます。
この膿汁とは、膿栓と同じように扁桃付近にできる物質です。
膿栓は玉のように固まりますが、膿汁は液体です。
この膿汁は、喉を見るとべったり白や黄色い色で扁桃にこびりつき、綿棒や指先で拭って臭いをかぐと、膿栓同等、もしくはそれ以上に悪臭を放ちます。
膿栓らしきものがないけれども、喉の奥あたりから口臭がする場合はこの膿汁を疑いましょう。
また膿汁も通常ならば、唾液などで胃に流れてしまうのですが、ドライマウスや口呼吸の人は、流すための唾液が不十分で喉に居座ったままになるでしょう。
膿汁の段階で早めに除去しておかなければ、膿栓に変化してしまう厄介なものなのです。
膿栓チェック!あなたの臭い、膿栓が原因かもしれません
膿栓は、自分で気づきにくい事がほとんどです。
口臭対策を万全にしているのにもかかわらず、原因不明の口臭がする場合は膿栓を疑いましょう。
以下の項目で、膿栓のリスクをチェックしてみましょう。
- 口内がネバネバする
- 歯磨きをしているのに口臭が治らない
- 口内からではなく、喉の奥の方から臭うような気がする
- 喉の奥の方に黄色っぽかったり、緑色っぽかったりする部分がある
- 唾液が臭う
- なぜ臭いのかいつも不思議に思う
一つでも当てはまる方は、膿栓ができている可能性が大きいと思われます。
膿栓による口臭を防ぐには?
膿栓は放置しているとそのうち自然と出てきたり、飲み込まれて消化されていくことが多いのですが、人によっては膿栓がそのまま喉に付着していることがあります。
くっついたまま放置しても体に害はありませんが、臭い玉が本来持っている悪臭によって、口臭に影響が表れます。
臭い玉は一度に何個もできる方もいますので、数が増えれば増えるほど、それだけ口臭が悪化してしまうでしょう。
そんな膿栓による口臭を防ぐためには、膿栓を取ってしまうのが一番手っ取り早いと言えます。
鏡の前で口を大きく開けて、口内をチェックしてみて下さい。
もし喉の辺りに白っぽくて歪な丸い球が付いていたら、それが膿栓です。
そのまま指で取ると危険ですので、綿棒や消毒した耳かきなどで優しく取るようにしてみて下さい。
指などで取ろうとすると、雑菌が入り込んだり、爪で喉を傷つけてしまうことがありますので充分注意しましょう。
また、エヘンエヘンと喉を鳴らすと、振動で膿栓が落ちてくることもあります。
それ以外にも対策がいくつかありますので、ご紹介しますね。
うがいをする
自宅でうがいでのセルフケアを心がけましょう。
うがい薬は炎症を抑える効果のあるアズノールやイソジンなどがオススメですが、口臭を予防するカテキン成分の配合されたお茶を使用するのもオススメ。
また、アルカリ性の水を飲んだり、うがいしたりすれば、必然的に、膿栓や膿汁の除去効果も期待できるでしょう。
耳鼻咽喉科での除去治療
「膿栓を自分で除去するのは、抵抗がある…」と思われる方は、専門医での対処法もあげられます。
膿栓は喉なので、耳鼻咽喉科を受診する事が妥当でしょう。
膿栓除去としては、洗浄治療や吸引治療が行われます。
また、医師によっては「膿栓は自然に流れるまで待ちましょう」とか、「このまま放っておきましょう」などと、膿栓を強制的に除去しない方針の医者もいます。
ですが、その膿栓により喉の異物感や炎症などの疾患に繋がる場合は、保険適用範囲で膿栓対処が行われるでしょう。
また、残念ながら医師が膿栓の除去を拒むケースでは、うがい薬などでマメに自己対処する事が理想です。
一方で、「膿栓をとるだけのために受診するのはちょっと恥ずかしい」という気持ちを持ってしまう人もいるので、そうしたメンタルの事を考慮して自宅ケアがオススメですよ。
膿栓は繰り返しできやすい!
あらゆる膿栓対策や耳鼻咽喉科治療をしても、膿栓はできやすいのです。
特に風邪などを引くたびにできるため、自己対策や治療も疲れてしまうという人が少なくないでしょう。
確かに膿栓ができるたびに、取り除くのが理想の口臭対策になりますが、それだときりがなくなります。
そんな時は、口臭サプリメントで膿栓による口臭悩みを緩和してあげましょう。
繰り返す膿栓と戦いながら、口臭サプリメントで膿栓口臭から解放されると良いですね。
まとめ
膿栓を取る事で膿栓による口臭を防ぐことができますが、取る際に喉を傷つけ、血まみれになってしまうこともあります。
また膿栓ができていても、必ず目で見える範囲にあるとは限りません。
そんな時にオススメなのが、膿栓をはじめとした口臭原因を根本から抑え込むことが出来る、口臭サプリメントなどの商品。
口臭サプリメントは膿栓だけではなく、様々な口臭の原因を改善、予防することが出来ることで知られています。
口臭に悩んだら、飲むだけで手軽にケアすることが出来る、口臭サプリメントを試してみてください。