歯茎にできるおできのようなフィステルが口臭の原因?治療法は?

フィステル」という言葉を聞いたことはありますか?

 

歯茎に白っぽい、もしくは赤っぽい、嫌な臭いがするおできのようなものができていたら、それは「フィステル」の可能性があります。

 

フィステルは一見口内炎に似ていますが、口内炎と違っていつまで経っても治らず、嫌な臭いが出てくる点が特徴

 

また、少し時間が経つと治ったように見えるものの、体調を崩したり疲れが溜まったりすると同じ場所にできる、ということを繰り返す場合もあるでしょう。

 

ここでは、そんなフィステルのできる原因と治療法について解説していきます。

 

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フィステルができる原因・仕組みは?

虫歯や歯をぶつけるなどで、歯に外傷を負って歯の神経が死んでしまったり、歯周病にかかることなどによって、歯の根の先端にが溜まってきます。

 

その溜まった膿は、歯肉を突き破って排出され、嫌な臭いを発生させる特徴があります。

 

この膿の出口は、おできのような見た目をしており、これがフィステルと呼ばれるもの。

 

膿は、白血球や細菌の死骸などでできているため悪臭を放ち、口臭の原因にもなります

 

口臭と虫歯に関しては「虫歯は口臭の大きな原因!治療とサプリで徹底的に口臭ケアを!」で詳しく解説していますよ。

フィステルを放置するとどうなる?

フィステルは、多くの場合はできても痛みがないこともあり、放置する人がほとんどでしょう。

 

しかし、フィステルは放置しても治ることはありません

 

さらに、フィステルから排出される膿には毒素が含まれているため、放置していると口臭がひどくなったり、様々な病気を引き起こす可能性があります。

 

また、膿の毒素が歯の根元や歯を支えている骨を溶かしてしまうこともあり、最悪の場合、抜歯しなければならないケースもあるため注意が必要ですよ。

 

フィステルと思われるものが歯茎にできたら放置せず、早めに歯医者さんにかかるようにしましょう。

 

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フィステルを治すには?

 

それでは、フィステルの治療方法にはどのようなものがあるのでしょうか?

 

治療方法は、フィステルの症状の度合いなどによって、感染根幹治療(かんせんこんかんちりょう)、歯根端切除(しこんたんせつじょ)に大きく分けられます。

感染根管治療

「感染根幹治療」とは、歯を削り、歯の神経の管に通じる穴を空け、針のようなやすりを使って歯の神経の管を掃除する治療法。

 

炎症がなくなるまで、1週間に1度、または3〜4回ほど(歯の状態などにより個人差があります)、歯の神経の管の掃除と消毒を繰り返します。

 

そして最後に、空けた穴に薬剤を詰めて蓋をします。

歯根端切除

先ほど説明した「感染根幹治療」で治らない場合。

 

虫歯治療に使う麻酔をかけて、歯茎を切開して膿を取り除き、歯根の先端を切除する「歯根端切除」を行っていきます。

 

治療自体は一度で済みますが、消毒や治療の予後の確認などのため、数回来院する必要があるでしょう。

 

また、歯の神経の管が極端に曲がっていたり、枝分かれしていたりして感染根幹治療で使う器具が入らないなどの場合にも、歯根端切除が行われることがあります。

 

感染根管治療も歯根端切除も不可能な場合は、抜歯という方法が取られることもあるので早めに処置しましょう

フィステルや、それに伴う口臭を予防するには?

 

みなさん、歯の治療で痛い思いをするのは嫌ですよね。

 

それでは、フィステルやフィステルによって発生する口臭を予防する方法はあるのでしょうか?

 

一番の予防方法は、定期的に歯医者さんに行くことです。

 

多くの場合、フィステルは虫歯や歯周病を悪化させてしまうことで生じます。

 

その為、3ヶ月から半年に一度は、歯医者に行って定期健診を受けるようにしましょう。

まとめ

フィステルによる口臭は、病院で治療しないと治らないことがわかりました。

 

また、少しでも歯や歯茎に異変を感じたら放置せず、早めに歯医者に行くことも大切です。

 

しっかりと治療を行って、口臭の原因を断ち、歯や歯茎の健康を取り戻しましょう。

 

単純に口臭を抑えたいという場合は、口臭サプリメントを使うことも効果的ですよ。